VBの資金繰り計画について その2

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福井 隆雄

福井 隆雄

取締役 リスク管理株式会社日本商業不動産保証
兵庫県神戸市出身 大学卒業後 大手損害保険会社 代理店開発営業 欧州信用保険会社 日本支店開設 欧州金融大手 損害保険会社 保険ソリューションの販売・管理業務 欧州自動車Group 金融・保険ソリューションの販売・管理業務 株式会社日本商業不動産保証 創業に参加 趣味:スポーツ観戦(ラグビー・野球)/ ワインの家飲み

株式会社日本商業不動産保証でリスク管理をみている福井です。

VBの資金繰り計画について その2です。

資金調達の基本は売上と倹約

リードタイムの金融機関や投資機関からの資金手配が重要と書きましたが

一方で本来は

事業における資金調達の基本は売上を上げることであり、倹約がなければ、借り入れた資金や集めた出資金も枯渇してしまいます。 安易に公的融資や出資などに頼ることなく、一方で、調達した資金を大切に事業に活用することが金融機関等からの資金調達支援以上に重要であると考えます。

ただし、リードタイムの間は実績がないのですから将来の計画について

「分かりやすく、事業の特性、魅力的な点、証憑あるいは証憑に代わる事実を見せる」ことによって金融機関、投資機関などを含めた事業関係者の合意を得る必要はあります。

「事業計画に無理があり、大成功したときにしかキャッシュフローがプラスにならない」などビジネスが合意できない内容であれば致し方ありませんが、プランの立て方、あいまいな点の明確化、成功確率を上げる工夫を加えることで 事業を明確に説明し、成功確率の高さを示し、資金提供者に理解してもらえるビジネスプランづくりやプレゼンテーションスキルを向上させることで問題解決できる場合も多いように存じます。
ただし、中身のないプランには中身の充実を求めるしかなく、ただ単に「分かりやすくする」、「魅力的に見せる」という見せかけだけではプロフエッショナルの同意してくれません。
創業時・創業後の資金調達では、事業特性や成長段階にあわせて 借入なのか、出資を受けるのか、ステージや事業特性に合った資金調達手段を活用することが必要です。創業時や創業後において、資金調達手段を選ぶ余裕などないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、集められるところから集めるのでは、まともなプランになりません。最適な資金調達構成を目指す姿勢は重要です。

自社側の関係者にこの点に詳しい人がいないのであれば
創業にあたってはそれを支援する存在が金融機関のみならずいろんな切り口で多数ありますので助言を求めることをお勧めします。

VBの資金繰り計画について その1

話で勝とうとしないことの重要性

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