ベンチャー経営者が知って得する真相①

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豊岡 順也
次世代型出世ビル 事務局長/ 株式会社日本商業不動産保証 代表取締役 大学卒業後、国際証券(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)入社するが、父が倒れ、家業を手伝う。その後、証券会社に入社し、株式公開引受業務に従事する。主幹事を務めた上場会社と合弁で財務のコンサルティング会社を設立し、社長に就任する。その後、この会社をMBOにて独立。「保証金半額くん」サービスのスキームを考え、そのサービス専業の会社として、日本商業不動産保証を別途立上げ、現在に至る。

日本の人口8000万人を見据えた経済について

2月20日の日経新聞の一面に関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行の経営統合が記事になっておりました。
経営統合すると関西ではメガ地銀となり京都銀行を抜いてトップとなるそうです。

この経営統合の記事を見ると思い出すのが、私が大学4年生の1997年当時、都銀が11行ありました。その頃、ある人が私にいいました。

「今後、都銀は3行になるよ」と予言めいたことを聞き、まさかと思っていたことを思い出します。

実際、皆さん知っての通り、現在では3行プラス1行(東京三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行)になってしまいました。
また、記事冒頭のように、今後さらに地銀の経営統合は進みます。

ではなぜ、その人は、予言めいたことが言えたのか?種明かしすれば、簡単なことです

人口減少を前提とした変革を想定する

その人は、ある報告書を読み、今後の日本はこうなるだろうと知っていたからです。
それは、昭和61年(1986年)4月7日に中曽根内閣当時、「国際協調ための経済構造調整研究会」が報告書(前川レポート)を提出しています。

その内容は、簡単に言うと、今後日本の人口が8000万人になることを前提として、国の経済社会の構造や運営をどう変革しなければならないか?を報告しているのです。

よって金融についても今後、人口が減っていくのに都銀が13行もあることは、オーバーバンキングであり、もっと減らす必要があったのです。

実際に当時は、都銀13行あり、それが11行になり、現在の都銀3行とりそな銀行へと変化していきました。
企業経営者にとって、今後大切なことは、都銀がいい例ではありますが、目の前の現実として人口が減っていくということを実感しながら、いかに今後、自分の所属する業界がどのように変革していくのか?また自社はどのように変化、発展できるのか?を注意深く検討することが重要になってきます。

ひと昔前は、家電メーカーは日本の産業界を代表する存在でしたが、直近は、東芝、シャープなどその存在意義を問われるまでになっています。これも右記の通り、日本の人口減と世界マーケットのニーズとのギャップがあったのではないでしょうか?

「経営者として目の前のことも大切ですが、より高所から今後のあるべき姿を想定し、処置することも大切だよ」と先輩経営者から言われたことを思い出します。

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